てきとー曲作りTips(1) -単純な旋律への対処-

私が曲作りをするときに使う小技を述べていこうかと思います。
たぶんおそらく誰の役にも立たないと思いますが。


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今回は、「単純なメロディーをいかにきらびやかに聞こえさせるか」です。

これさえ身に着ければ、
  ・メロディーは思いついたんだけど、楽譜にしてみるとなんか寂しい
  ・拍の切れ目がはっきりしすぎててつまらない
みたいなことに対応できる可能性がでてきます。


たとえばこんなメロディーが浮かんだとします。

Photo_2

うーん、われながらつまらないですね。
2小節目の跳躍なんかは面白いかもしれないけれど、全体的には単調。
リズムがずっと同じで飽きてきます。

というわけで、伴奏をつけてみます。
たとえばこんな感じ。

流れが出て、それらしくはなりました。
しかし、一方で単純さが強調されたようにも聞こえるし、やっぱりなんとなく幼稚・・・

そこで、伴奏のリズムを変えてみることにします。
たとえばですが、こんな風にリズムを2拍三連符にしてみました。

2_2

これだけで聞こえ方がきらびやかになった気がしませんか?私だけ?

私感ですが、
  ・聞こえ方が複雑になるので手が込んでいるように聞こえる
  ・演奏するのが難しそう → 高尚なテクニックが使われているのではという錯覚
などの理由で、ちょっとよくなったような気がするのではないかと思います。

ということで、「単純な旋律への対処(のうちの一つ)」のは「伴奏を複雑にする」です。
・・・まぁみんな普通にやってるよね。

それよりもまず「伴奏に頼らなくても美しいメロディー」をつくることが大事なのは言うまでもないことです。


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上の例を1分ほどの曲にしてみましたのでよかったら聞いてみてください。
万が一、参考になる部分がありましたら幸いです。

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朝ドラのテーマっぽい曲

なんとなく思いついたメロディーで遊んでいたら朝ドラっぽくなりました.



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何作か前から,朝の連続テレビ小説の放送時間が8時からになりました.
それまでは8時15分からだったので,平日は見ることができなかったのですが,8時からならギリギリ見ることができます.
(8時15分の放送終了から,コンビニ寄って,駅までダッシュして24分のアストラムに乗る)


そういえば,前々作「おひさま」→前作「カーネーション」→今作「梅ちゃん先生」と,三作続けて,時代背景が戦時中~戦後と似通っていますね.

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ひろしま口笛クラブのテーマ曲第2弾

“ひろしま口笛クラブ”という団体をご存知でしょうか.


その名のとおり,広島で活動する口笛サークルなのですが,単なる演奏集団ではありません!
これが何を意味するのかは,実際にパフォーマンスをごらんになって,あなたの目で確かめてください.
きっとたいそう驚かれることでしょう.主にビジュアル面で・・・

ひろしま口笛クラブの紹介ページはできる限り近日中に作る予定ですのでお楽しみに.
オフィシャル(?)ブログも計画中です.


ところで,当クラブにはテーマ曲が存在します.
その名も「くちぶえマーチ」!(なんてそのまんまなネーミング)
いろんな会場で吹いていますので機会があったら聞いてみてください☆

そして,このたびテーマ曲第2弾を作ってみました.試作段階ですが.
タイトルもまだないのでこれから考えます.

イメージとしては.
  ・ 可愛くて
  ・ 楽しくて
  ・ でもちょっと切なげで
  ・ ステージからの退場に使える
ような曲を目指しました.


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結構気に入っているので使ってもらえると嬉しいな.

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てきとー分類学(1) -病院・診療所の名称-

半年以上放置していました.おひさしぶりです.

今日やっとPCからインターネット接続できるようにしたのです.
別にわざとオフライン生活を長引かせたかったわけでもないのですが,面倒くさがっているうちにここまできてしまいました.
やっぱり携帯とは違って文字入力もスピーディで画面も大きくていいですね.回線も速いし(フレッツ光)
PDFとかフラッシュ動画とか重たい動画とかが開けるのも嬉しいです.

この半年でいろんなことから置いてけぼり食ってんだろうなー…

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こんな私でも,今年の春からは社会人となりまして,いっちょまえにスーツ着て毎日働いております.
一昔前からは想像もつかない環境にいますが,それなりに毎日たのしく過ごしています.

簡単にいいますと医療系の事務職なんですが,なかなか一言で「○○やってます」とは表現しづらい仕事です.
製造業なら,例えばクルマ作ってますとか設計やってますとか,またサービス業ならどこそこでこんなサービス提供してますとか言えるんでしょうけどそれが説明できない.
けっして怪しい仕事ではないんですが,何やってんの?ときかれてバチッとはまる答え方がないんですよね…
それでもキチント説明できるように,いろいろ勉強して職場にもまれていこうと思います.


職業柄,病院や診療所の名前をイヤでも覚えます.
その名称って意外とパターンがあったりするんですよね.
例えば,院長名そのもの(山田病院 みたいなやつ)とか,そこに診療科目がくっついたり(山田外科医院 みたいな)とか.

そこで,病院・診療所の名称パターンを調べてみました.
調査対象は安佐南・安佐北に存在する245の病院・診療所.
パターンは「院長名」「院長名+診療科目」「地名」「地名+診療科目」「地名+院長名」「その他」としました.

結果は次のとおり.


Ishi


もっとも多かったのは「院長名+診療科目」で6割強を占めました.
この2つを盛り込めば一応,受診する側から見て必要十分という感じもしますし,多いのも納得です.
ただ,細かく見れば 
  ・ 「院長名+診療科目」の順になっていないもの(クリニック○○ みたいな)
  ・複数の診療科目を併記しているもの(○○内科循環器科 みたいな)
  ・院長名がひらがな
  ・“医院”か“クリニック”か
などの差はありました.


次に多いのが院長名に医院とかクリニックとかをつけたパターンです.
受診する病院・診療所を先生で選ぶ人にはこれで十分ですね.
誰々先生が優しくてよかった,みたいに,まず,医師の名前で評判が広まることはよくあることです.


残りはどれも少数派,と言って良さそうですね.
ただ,これら少数派の中には,その地域を代表する,というよりその地域に唯一に近いようなものがいくつか含まれています.
近くにそこしかなかったら,名称など特に考えなくても自然と患者さんは集まるでしょうから,わざわざ名前を出さなくてもいいのかもしれません.


なんだか,まぁ当たり前,みたいな結果ですが,雑多なものをこうやって何種類かに分類するのは結構好きです.
また機会があったらやってみましょう.




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ところで,「病院」と「診療所」や「医院」はどう違うかご存知でしょうか?
実は,入院できるベッド数で呼び方が変わってくるんですよ.

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淡い記憶

今月中旬ごろまで多忙な日々が続き,今はひとときの解放感に浸っていろいろ楽しんでいます.
例によってタイトルは適当に,なんとなくそれっぽくしています.
一部でもお気に召しますと幸いです.

私の場合,いつも曲作りで最後に困るのが「タイトル」です.
何も考えずに音を置いていってるからこうなるのかな.
感情のこもった,血の通った音楽が作れるようになるといいな,と思います.

その点,「歌」はいいですね.
言葉によって,より直接的に聞く人に訴えかけられますから.
作詞の才能さえあれば,歌にも挑戦してみたいです.

淡い記憶 -Faint Memories-  (1:40)

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高速バスという移動手段

あけましておめでとうございます.
本年もよろしくお願い申し上げます.


今年は初めて広島で年を越しました.
香川県の実家には去年の暮れ,27日に帰省しました.そして31日大晦日夜の便の高速バスで広島まで戻りました.
今回は大荒れの年末年始となり,瀬戸大橋が渡れるか心配でしたが,なんとか戻ってこられました.
ただ,横風がかなり強く,バスもずいぶん揺れました.
運転手さんもハンドルを取られまいと必死そうでした.どうもご苦労様でした.



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実家に帰省するときは,だいたいいつも,JRの高速バスを利用します.
広島バスセンターから坂出,もしくは高松まで,時間にして約3時間半の旅です.
料金も他の交通機関に比べればリーズナブルで,学割を使えば往復6000円程度で済みます.


欠点をあげるとするならば,
  ・閉鎖的である(空気が淀むことがある)
  ・隣人に気を使う(女性ならなおさら)
  ・指定券しかない(当日の変更が効かない)
などでしょうか.
しかしこれらを鑑みても充分価値のある,非常にありがたい交通手段だと思います.


ただし,利用区間にもよるだろうとは思います.
広島~香川の間ならば,3時間程度で済みますが,これが大阪になると5時間,名古屋なら9時間ぐらいかかります.
ここまでくると,いくらバスが安いとはいえ,時間的および体力的ロスを考慮した方が良くなってきます.



私は一度だけ,広島~東京の深夜高速バスを利用したことがあります.12時間かかりました.
夜20時に広島を発って,翌朝8時過ぎに東京駅に着く,という行程です.
「なんだ寝ていれば済むじゃないか」と思われるかもしれませんが,実はそうはいかないのです.


12時間の運転となると,運転手には相当の体力と集中力が要求されます.
実際は一人で全行程をこなすわけではなく,2人交替で仮眠を取りながらの業務になります.
しかしわずかな仮眠だけでは,体調を考えると不安です.
そこで,何度もサービスエリアに寄って,空気を入れ替えたり,体操したりすることが業務上定められているようです.


私がこのルートを利用したときは,広島駅新幹線口を出て,福山SA(広島),三木SA(兵庫),刈谷PA(愛知),足柄SA(静岡)で休憩をとりました.
そのたびに車内の照明が付き,乗客がゾロゾロ出ていきます.
ずっと寝ているわけにいかないというのは,この休憩のためです.


もっとも,利用したバスが,「4列シート」だったために,休憩の度に起こされたという可能性はあります.
4列シートとは隣人との間が肘掛け一本のみで区切られた,最も収容人数が稼げる椅子配置です.
一度にたくさんの客を運べますから,運賃も割安にできます.
なるべくお金をかけずに東京に行きたい(就職活動のため)という思いから,今回は4列シートを選びました.
肘かけを挟んですぐ隣に全く知らない他人が乗っているわけですから,熟睡,というわけにはなかなかいきません.
もう少しお金をかければ,独立した3列シート,フラットシート(足を延ばせる,横になれる)などのプランもありますから,無理に安く済ませようとしないことも大事かもしれませんね.


さらにいえば,現地の到着時間が微妙なのも欠点といえば欠点かもしれません.
運行本数が少ないですので,ちょうどいい時刻に着く便,というのはなかなか見つかりません.
今回は午後1時からの試験に間に合うことを前提に便を探して,それでも午前8時着でしたので,時間をつぶすのに少し苦労しました.
東京だったのでちょっと探せば何でもありますけどね.
とはいっても,深夜の移動というのは,時間をうまく使えているようで実はそれほどでもない場合もある,というのは知っておいた方がよいと思います.


このように,
  ・拘束時間が長い
  ・熟睡できない環境
  ・時間調節が比較的難しい
という欠点はあります.しかし,これらをふまえたうえで,うまく利用すればずいぶんコストを抑えた移動が可能になります.
具体的にいえば,普通に広島~東京の間を新幹線で往復すれば,どうしても30000円ほどかかります.それが高速バスなら約半額で済みます.
それに,熟睡できるかできないかは個人によりますから,どんなとこでも寝られるわい,という方なら問題ないでしょう.
睡眠薬を飲むとか,枕を用意するとか,いろいろ工夫はできると思います.




体力のあるうちは,このような,ある意味で不便な移動手段も,経験しておいてもよいのかなと思いました.
いろんなSAに寄って珍しいものを見たり食べたりできるのもそれなりに楽しいですし.
ただ,もう乗りたくないですね…乗ったとしても3列シートかな.
広島に戻った時には床ずれのようになってしまって,しばらく体が痛かったです.


皆さまも,あらゆる方面からお考えになったうえで,高速バスも検討されてみてください.


※ちなみに,今回紹介した広島~東京のバスは,バスセンター等の公共窓口では取り扱っていません.個別のバス会社にお問い合わせください.

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私の職歴(派遣を除く)

ABE氏が職歴を書いていて,なんか楽しそうだったので,私も忘れないうちに書きとめておこうと思います.


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・レストラン厨房における調理補助(2002年12月~2003年1月,2003年3月)

 私が初めて経験したバイトです.サービスエリアのレストランでした.
 たしか父の紹介で始めたと記憶しています.
 求人情報誌にはほとんど載っていなくて,人づてに紹介してもらうのが多かったんですよ.田舎だから.

 よくある皿洗いや掃除から始まり,麺をゆでたり,ダシを調合したり食材の下ごしらえをしたり,といったものでした.
 時給は700円だったと思います.

 職場の人間関係がとても良くて,かわいがってもらえました.
 まかないがあるのは嬉しかったですが,それ以外にも,余った食材をもらえたり,少々のつまみ食いが許されていたり,味見させてもらえたりしました.
 (太巻き一本丸々持って帰ったこともありました)

 基本的に裏方の仕事なので,内向的だった(いまでもか)私にはぴったりでした.

 ただ,繁忙期は目が回る忙しさで,汗だくになります.
 あと,このバイトをはじめてから手が荒れるようになりました.
 熱い湯で食器を洗ったり,業務用洗剤が肌に合わなかったりしたのだと思います.

 致命的なミスはあんまりしませんでしたが,結構トロかったのでそれは注意されました.
 ずいぶん叱られもしましたが,金を稼ぐのは楽なことじゃない,というのが学べて良かったと思います.


・ホームセンター店員(2003年夏~2006年夏)

 
これも父の紹介で始めました.
 時給は770円.18時~閉店時刻まで入っていました.休日は13時~20時なども.

 はじめてやった仕事は,植物の水やり.
 売り物の鉢植えや苗木に水をやる仕事です.
 なぜかホースが売り場全体に届かず,いちいち繋ぎかえてやっていました.

 ここでは,男手ということもあり,力仕事を多く任されました.

 例えば,農業肥料や建築資材の陳列.
 肥料や資材はだいたい100個単位ぐらいでパレット(*1)に積まれて納品されるのですが,それを手作業で,売り場に積みなおすのです.
 崩れないように,「井」の字の形に積み上げます.
 鶏糞や牛糞の臭いも,消石灰や苦土石灰の粉じんも,玉砂利やバラス(*2)の重さも,慣れれば何とかなります.
 夏場はとても汗をかきます.1日で3kg体重が減ったことも…
 
 例えば,季節商品の棚上げ.
 ホームセンターは季節ごとに大幅に商品が入れ替わります.
 時期の過ぎた商品はメーカに返品するか,店に保管するかします.
 店に保管する場合は,売り場の棚上部のデッドスペースに押し込むわけですが,これも手作業でやるわけです.
 例えばクリスマスシーズンが終わると,クリスマス関連の品を段ボール箱に詰める.
 それを肩に担いで脚立を登り,積み上げていきます.
 硝子のコップがいっぱい詰まった箱を上げるときは緊張しました.

 また,初めての接客業だったので最初は右往左往の連続でした.
 でも長く続けていると接客も楽しくなってきます.
 店内の配置が頭に入ってきて,お客さんから「あれはどこ」聞かれたときに即座に「○番通路の右手奥でございます」とか言えると気持ちいい.

 やらかした大きなミスとしては,
   ・ティッシュの箱を踏みつぶした
   ・灯油をぶちまけた
   ・大晦日に1万円のレジ誤差出した
 とかでしょうか.灯油ぶちまけはかなり怒られました.

 やって良かったことは,
   ・工具とか薬品とかの知識(正式名称とか)が多少ついた
   ・筋力がついた
   ・顔なじみのお客さんができた
   ・長く続けたからか,信頼されるようになった
   ・副店長から怪しいPCソフトもらった
   ・JKと一緒に働けた

 いまはもうこの店は無くなってしまったので少しさびしいです.


・配送センターの仕分け(2006年12月)

 上記のホームセンターをやめてから高専を卒業するまでに小金がほしかったので,短期でやりました.時給は900円だったかな.
 某物流会社(S)の仕分け倉庫での作業です.
 巨大な倉庫の中を,全長100メートルほどのベルトコンベヤが走っていて,その上を次々に箱が流れてきます.
 それを,配送先ごとのレーンに引き込んでいく仕事です.

 まず最初にしたことは,「脅し文句を聞く」ことでした.
 「まぁ続かないと思うよ」「だいたい半分も残らないんだ」「根性のないヤツはもう帰っていいよ」…などなど
 最初にここでバイトしようと電話したときも「あぁ,ここはキツイいですから.本当にやりますか?」って言われたしね.
 でもそれで簡単にやめるのはなんだか癪だったので,何くそと思って契約期間の間は続けました.

 箱に記号が印字されているので,その記号の通りにレーンに引っ張り込んでいきます.
 最初のうちはいいのですが,品数が増えてくるとベルトコンベヤの速度が倍速になって,記号が読み取れなくなっていきます.
 ときどき見逃してしまってよく叱られました.
 
 ただ数日続けていると,「ゲテ」,「マツ」など(*3)の職場独自の用語が自然と使えるようになったり,レーンを3つ同時に任せてもらえたりして結構やりがいがありました.
 契約期間が短かったので他のスタッフと打ち解けるまでは行けませんでしたが,意外と楽しかったです.
 このような人たちの苦労があって商品が届くのだなぁ,としみじみ感じました.
 
 が,やっぱり結構キツイ仕事なのであんまりお勧めはしません.


・家庭教師(2007年夏~現在)

 現在まで続けている仕事です.時給1700~1800円.
 教師派遣会社に登録して任務地に向かうという形態で,教材を使う会社です.

 はじめは小学生の兄弟を担当しました.
 勉強があまり好きではない子でしたので,興味を引き出す工夫をいろいろ考えました.
 算数の問題をクイズに変えてみたり,お菓子で釣ったり,社会科では実物をもってきたり…結構楽しんでもらえたように思います.
 が,なかなか成績は安定せず,良いときもあればそうでないときもあり,気まずいこともありました.
 親御さんがとても理解のある方で,逆に気を使ってくださるのでますます恐縮でした.
 縁あって続けさせていただいており,今では二人とも中学生になりました.
 少しずつ勉強のコツのようなものは掴んでくれているように思います.
 
 一時は,中学生の男の子を同時並行で教えていたこともありました.
 が,こちらは成績をあげてあげることができずに,途中で別の先生にお願いしました.
 懐いてくれていただけに寂しかったですが,仕方がないです.

 やってよかったことは,
   ・弟ができたような嬉しさがある
   ・成績が上がったときは心底うれしい
   ・分かりやすい説明を心がけるきっかけになる
   ・(ホントは断らないといけないけど)お菓子やお茶やおかずがもらえることがある
 でしょうか.
 いかにも大学生らしいアルバイトなので,教えることが好きな人には良いと思います.


・コンビニエンスストア店員(2008年10月~現在)

 学生アルバイトの定番ともいえるコンビニスタッフ.時給800円.
 すでにホームセンターで接客レジ打ちは経験していたので初めから特に苦労なく働けています.

 時間帯は早朝6時~9時を希望して,入れてもらっています.
 その理由は,早起き(早寝も)の習慣ができる,終わったあと学校に行ける,夜は自由に遊べる,などです.
 特に,大学4年から始めましたので,研究室生活に差し障らないことに重きを置いて選びました.

 この店は,店長がが次々と変わるという特徴があります.その数,私が知るところで7名
 最初の店長はとても寡黙な方で,ほとんど会話はできませんでしたが,きっちりタイプでした.
 特にカップ麺の陳列が神がかり的に美しかった.が,字がとても汚かった.

 次の店長はやや粘着質でした.小言を言われることが多かったです.
 ただ,話してみると意外と面白い方でした.

 その次の店長は新入社員で,まだ店長試験も受かっていない女性でした.
 アルバイトに対してもとても謙虚な態度で,結構仕事しやすかったのですが,近くの店に転勤になりました.

 その次の店長も新入社員で,同い年でした.
 やたら声がでかいという印象しかありません,というのも1ヶ月ほどで転勤になったため.

 その次の店長も新入社員で,優男タイプでした.
 結構適当なところもあったりしてバイトとしてはやりやすかったですが,この方もすぐ転勤.
 どうもうちの店は新入社員の研修場所に使われているような気がします.

 次の店長は60歳ぐらいのおじさまでした.
 とても話しやすく,個人的には好印象ですが,この方も1ヶ月ほどで隣の店に行ってしまいました.

 その次の店長は仕事に厳しい人で,バイトも厳しく躾けてくれました.
 これまでにないタイプだったので嫌っている店員もいましたが,結果的に店にとっては良い影響を与えた人だと思います.
 8ヶ月ほど務めて,遠くの店に転勤になりました.

 で,今はさきほどのおじさまが出戻ってきて働いています.
 いろんな店長を見て,いろんな人間がいるものだと思いました.

 現在,3年目に突入して,バイトの中ではベテランの域に達しました.
 ほとんど常連さんしか来ない店なので,だいたいのお客さんの行動も読めるようになりましたし,ある程度信頼もされていると思います.
 これからは,後輩に抜けのないように仕事を教えて,自分がいなくなっても困らないようにしていきたいと思います.

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意外といろいろやっていました.
それから,数年にわたって続けた仕事がいくつかあります.
「辞めるときに惜しまれる」ことを目標に頑張りたいです.


*1…一辺1.5mくらい,厚さ20cmくらいで,フォークリフト等で移動させることが出来るように爪を差し込むための隙間が付いた板状の用具.
*2…道路や線路などに敷く砂利.1袋でだいたい20~30kg.
*3…「ゲテ」=「ゲテモノ」.変な形の箱という意味.「マツ」=「松山」.松山行きの荷物.

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雪の街角

雪の降る街をイメージして作りました.
理想としてはアンダーソンの「そりすべり」のよ­うな曲にしたかったのですが…
転調しまくってなんとかようやく終止しています.

・・・しかしこの曲には時間をかけすぎました.
着想を得て,取り組み出したのが,たしか3年前の冬だったと思う.

3年前の冬といえば大学に編入学して,単位取得に奔走していたころ.
新しい環境にも慣れて,結構楽しく過ごしていたような気がします.
大学院に進学することを決めていたので,いっさい就職活動もせず(本当は進学でも就活は経験しておくべきだと思いますが当時の私は今以上に甘かったのです),ただ研究室をどこにするかは非常に迷っていた時期だと思います.
結局,今の研究室に入ることができて,よい縁に恵まれ続けていて,本当にありがたい限りです.

そんな冬から1年すぎ,また1年すぎ・・・結局足掛けでいえば4年もの歳月がかかってしまいました.
特に中間部はかなり大きな修正が入っていて,当初の計画とはずいぶん違う形となりました.
といっても大げさな曲ではなく,あくまでもライトクラシックの範疇で展開しているつもりです.


もし良­かったら聞いてみてください.

雪の街角 "Snowy Street"

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ともしびのうた

クリスマスが近いので讃美歌的な曲を作ってみました.
しかし展開できる要素が見いだせなかったのでとても短いです.
少しでもお気に召しますと幸いです.

ともしびのうた "Lambent Song"

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演奏会の心理学

秋から冬にかけては演奏会シーズンですね.
すでに12月にある3件のコンサートからお知らせを頂いています.
全部一人で行く予定ですけどね
コンサート会場に思うことをつらつら.

1.聴衆も演奏者
 コンサートの成功,とはどういうことをいうのでしょうか.
 奏者がミスなく演じ切る,司会が上手,照明や緞帳も問題なく作動…
 はもちろんのこと,観客もおおきな要素と考えます.
 
 たとえば咳払い.
 季節柄,風邪気味のお客さんがいることはどうしようもないです.
 それに家で寝てろと命令できる筋合いもありません.チケットも高いですしね.
 もしコンサートプログラムが既知の曲で構成されていれば,ここで強奏,とわかりますから,爆音にまぎれて済ますことができると思います.私も時々やります.

 しかし初演コンサートのように,曲の構成が不明である場合,また,既知であっても静かな曲が続くようなときは,この手は使えません.やはり席を外すべきと思います.
 とはいっても出てしまったものは仕方のないもの.
 そう連発されなければ,お互いさまと割り切っていれば良いと思います.
 他人の顔見ているよりステージに意識を集中させた方が絶対に得策ですからね.
 
 たとえば拍手や喝采.
 私個人の考えですが,曲の終わり,を聴きたいという思いがあります.
 もっと詳しくいえば曲のいちばん最後の,音の消える瞬間まで,を聴きたい.
 もっと贅沢をいえば,終わってから数秒は静寂がほしい.
 しかし実際には,曲の終りにかぶるように拍手が始まるのが通例となっていることが多いように感じます.
 特に,激しく盛り上げて終わるタイプの楽曲では,拍手が待ちきれない,と思うのはわからなくもないです.
 拍手かぶせが許されるようなプログラム(例えばウインナワルツとか)ならしかたない.私もかぶせたくなる.
 けど,そうじゃない場合はぐっとこらえてみませんか.
 タクトが降りて楽器が降りて,奏者がホッと一息ついてからでも遅くはないと思います.
 その分,鳴りやまない拍手で讃えてあげましょうよ.

2.パーソナルスペース
 コンサート会場の椅子について.
 贅沢な話とはわかっているのですが,とにかく狭い,と思います.
 隣の人との距離がとても近い.恋人となら嬉しい距離かもしれませんが.
 それから,とても贅沢な話ですが,1人につき,両肘分のスペースがほしい.
 これはコンサートホールに限ったことではないですが,えてして客席の肘掛は軽視されているように思われてならないのです.
 両肘を置くスペースの確保に,どれほどのコストがかかるかは存じませんが,桁違いに施行費が高くなるということでもないと思うのですが…
 両肘かけが完備されているホールがあれば,観客としてはかなり嬉しいホールになると思います.
 しかし建ててしまったものはそう簡単に作り替えられませんから,現状でなんとか割り切らざるを得ません.
 そうして,私のような小心者は,左右どちらの肘掛を使っていいものかはばかられて,肩をすぼめて聞くことになるのです.

 それから足元の空間.
 空間を有効利用したいのは分かる話なのですが,どうしてこうも狭いのか.
 例えば演奏会場に遅く到着した場合などは,空席が列の中ほどに点在してしまったりしています.
 その空席にたどり着くまでが大変.
 かけている人に荷物をよけてもらいながら,足を畳んでもらいながら,それでも仕方なくぶつかりながらようやく席に着くことができる.
 人が1人スムーズに歩けないのは安全面から見てもいいことではないと思うのですが,どこのホールも似たような状況のようです.
 消防法などの基準には沿っているのでしょうが,もう少し余裕がほしいと思うのは私だけではないはずです.

…結局,愚痴のような文章になってしまいました.
チケットを買って,すすんで閉ざされた空間に入った運命共同体と思ってお互いに気持ちの良い空間にしたいですね.

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